ネットの書き込みは匿名じゃないのは一般常識です

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こんにちは、千輝(@millelueurs)です。

昨日のニュースで、ハロウィンの渋谷で起こった軽トラック横転させれら事件の容疑者が逮捕されたと流れていましたね。

動画や防犯カメラの映像があるとは言え、正直あれだけの多くの人の中からでは容疑者なんて探し出せるはずがないと思っていました。
それがたった2ヶ月足らずで見つけ出すなんて、ビックリするやら感心するやら。

悪いことはできませんね・・・。

そんなニュースを見ていてフト思ったことがあったので、今日はそのお話です。

ネットの書き込みは全くの匿名だと思ってませんか?

そう、インターネットへの書き込みです。
あなたはネットへの書き込みって完全匿名だなんて思ってませんよね?

確かにこう言ったブログのコメントや、5ちゃんねるのような掲示板への書き込みは、自分の名前を晒して行うわけではないので匿名だと思われます。

そう、常識的な書き込みをしている限りは匿名です。
多少過激な書き込みであっても、誰かを傷つけたり、害を及ぼすような書き込みをしなければ。

匿名で自分がどこの誰かなんて分からないからと言って、誰かを誹謗中傷したり、名誉を傷つけるような書き込みをしたら・・・。

あなたの名前や住所や電話番号、調べられてしまうかもしれませんよ?

発信者情報開示請求

「発信者情報開示請求」とは、ネットへ書き込みした人を特定するための手続のことです。
書き込みした人の情報(名前、住所、メールアドレスなど)情報を開示して欲しいと請求することができるんです。

とは言え、ただのなんでもない書き込みをした人の情報開示なんて請求が受け付けられる訳ではありません。
そんなことがまかり通れば、インターネットの匿名性が脅かされてしまいます。

誹謗中傷されたり名誉を傷つけられたりした場合に、そのような書き込みをした人の情報開示を求めることができます。
そういった書き込みをした人に対しては損害賠償請求することができますし、あまりに悪質な書き込みの場合は、名誉棄損罪等の刑事事件として告訴することができるんです。

これらの訴えを起こすには書き込みをした人を特定する必要があるので、開示請求を行うのです。

書き込みした人の情報を開示を行うのはプロバイダになるのですが、プロバイダは裁判での開示請求訴訟の判決をもって情報を開示してくれることがほとんどです。
ですので、実際に開示請求を行うのはなかなかの労力と時間とお金が必要になります。

現実的なことを考えれば、いちいち裁判までして損害賠償請求するガッツのある人は多くないでしょう。
しかし裏を返せば労力と時間とお金をかければ、悪質な書き込みをした人までたどり着くことは可能なのです。

発信者情報開示請求についてはこれらのサイトが分かりやすかったので、興味があったら見てみてくださいね。

発信者情報開示請求(2021版) - ネット上の誹謗中傷・風評被害対策/削除【IT弁護士 神田知宏】
SNSや掲示板に投稿した加害者を特定するための「発信者情報開示請求」の手続の概要、何を請求できるか、タイムリミットはあるか、発信者には通知されるのか、いくらかかるのか等について説明します。発信者の携帯電話番号を開示請求できるとした東京地裁判例についても紹介します。
よくわかる発信者情報開示請求の内容|弁護士に相談した場合の費用|あなたの弁護士
発信者情報開示請求とはどのようなものなのでしょうか。プロバイダ責任制限法の第4条では、どのようなことが定められているのか、発信者情報開示請求の具体的な内容や開示請求方法、開示請求を拒否された場合の対処法などを紹介します。

ネットの書き込みは見た目上は匿名だけど、現実世界と同じに扱いましょう

と言うことでザックリですが、ネットへの書き込みは決して匿名などではないのだということを再確認してみました。
書き込みする先の人に面と向かって言えないようなことは、匿名だと言って書き込みはしないことです。

ただ、匿名であることで日頃言えないような意見や反論を述べることはこの限りではないと私は思います。
どうしても現実世界で声を出してしまうと角が立つ、人間関係が損なわれるかもしれないけれど、自分はこう思うんだ、という思いは誰しも少なからず抱えているものです。
その思いを匿名で発信することは悪いことではないと思うんです。
もちろんその意見、反論が誰かを貶めたり、傷つけたりしない限り、ですが。

過激であっても節度ある書き込みを心がけましょうね。

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